「四十にして惑わず」40歳ワイン 1975年ヴィンテージワイン。
孔子が晩年に振り返って言った言葉「子曰く、吾十有五にして学に志す、三十にして立つ、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳順う、七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず」。
その中の40歳を表す部分がこの「四十にして惑わず」=40歳の時に知力などの面で最高期になるので、判断力が優れた状況になるという説ですが、私は「四十にして惑いっぱなし」の方が正しかった気もいたします。
しかし、この40歳の頃は「人生の折り返し」とも言わる時期といわれるだけあって、「人生の考え直し」の機会がやってくることは多く一般的ともされています。色んな自分への問いを感じ、新たな成長のプロセスを見つけるために、今までの自分を振り返るには最適な時期でもあるかも知れませんね。
その人生を振り返るお友に、同じ40年を過ごした1975年のヴィンテージワインはいかがでしょうか?
少し傷みを持つボトル、円熟した味わいを噛みしめながらゆっくりと時間をお過ごし下さい。
稀少!!あのジャン・ピエール・ムエックス社の手掛けた1975年ポムロールワイン!!
1975年 Ch.Feytit-Clinet(シャトー・フェイティ・クリネ)
太古の中央山岳地帯から流れ出されてきた石英と燧石(スイセキ)からできた砂利と粘土・鉄砂岩で形成される卓越した土壌を持ち、小規模ながら世界的に有名なワインを生み出すポムロール地区において、あのペトリュスを所有するジャン・ピエール・ムエックス社が手がけるシャトー、フェイティ・クリネです。
クリスチャン・ムエックスと彼のお気に入りの醸造技師ジャン・クロード・ペルーエが陣頭指揮という優れた経営陣から生み出されるワインです。
その実力も、当然ながら優雅で、ながい余韻をもつ非常に安定したワインとして高い評価を得ています。
このワインは、そのフェイティ・クリネの当時のシックなラベルデザインからも歴史を感じることの出来る稀少な1975年のヴィンテージワインです。
2015-11-15 11:35:06
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