ローヌ北部を代表するエルミタージュのヴィンテージワイン。
ローヌ渓谷に葡萄畑が誕生させたのは、ガリアを侵略したローマ人。
そのワインが英国人に高く評価されるようになった初めの最盛期は18世紀中期から19世紀中期と言われ、コート・ロティとエルミタージュが、ジェイムズ・クリスティーのカタログに登場したのは1768年と1773年にさかのぼる歴史をもつ地区になります。
特に北部を代表するエルミタージュは、その品質と信頼性で高い評価を受けており、樽でボルドーに運ばれて、ボルドーの弱いヴィンテージにてこ入れする為に使われたことも稀ではなく、1850年頃には「エルミタージュがクラレットとブレンドされた」という報告が、クリスティーズのカタログに出ています。
このことからも分かるように、その歴史そして実力からいくつもの素晴らしいヴィンテージワインが生み出されました。
余談ではありますが、私自身も過去に飲んだエルミタージュの味わいが忘れられない一人です。
逸品!!エルミタージュを代表する造り手の手掛けたローヌ秀逸ヴィンテージ!!
1985年 Hermitage de la Sizeranne(エルミタージュ・ド・ラ・シゼランヌ)
エルミタージュを代表する造り手 M.シャプティエのエルミタージュ・ド・ラ・シゼランヌです。
M.シャプティエは、1879年に最初の自社畑を取得して以来、現当主のミシェル・シャプティエに至るまで、一貫した家族経営のもとに、畑を守り、テロワールを尊重するワイン造りを行い、どの年代でも良好で伝統的なローヌワインを生み出しています。
この商品は、長きに渡り熱心で活気に富んだ、マックス・シャプティエが陣頭をとっていた時代の作品で、当時のラベルデザインからも歴史を感じることの出来る、ローヌにとって「傑出したヴィンテージ」と讃えられる1985年ものになります。
2015-08-02 14:09:41
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